ロボットが畝を駆ける!ウネカル、未来の草刈りに出動

2025年6月17日(火)晴れ 当番
本日は座学中心の火曜日……のはずが、2限目と3限目はなんと外へ飛び出しての課外授業
!
気温30℃超えの中、3限目は最先端の農業ロボット「ウネカル」の実力を体感しました。
【ウネカル、畝間を駆け抜ける】
今回登場したのは、FieldWorks社が開発した小型農業ロボット「ウネカル」。

その名の通り、“畝(うね)間の草を刈る”スペシャリストです。
芝生の上、花壇の中、そして畑の雑草の海へと、オレンジのタイヤを回しながら走るウネカル。
その姿はまるで、小さな未来の農夫。

実演では、
狭い畝間にも潜り込む“バイクモード”
草の高さに合わせて刃を調整できる草刈り性能
側面除草アタッチメントのオプション追加の説明など、ユニークな機能を披露。
そして驚くのは、操作の簡単さ!
「5分あればだいたい動かせます」との説明通り、初心者でも直感的に操縦できそうな設計でした。
【暑さも忘れる技術の進歩】
教室に戻ってからの講義では、開発背景や今後の展望なども詳しく学びました。
例えば:
マキタのバッテリーを使用することで導入コストを抑える工夫
段ボールで送れるサイズ感(修理対応もスマート)
GPS搭載で将来的には完全無人除草も視野に
草刈りに悩む農家の声から始まった開発ストーリーには、現場の困りごとを“聞く力”と“形にする力”が詰まっていました。
人手不足や高齢化が進む今、こういった技術が“支える農業”の大きな一歩になることを肌で感じました。