農家も知っておきたい! “食の営業”と保健所ルール講座
2025年7月15日(火)曇り時々雨
本日は座学の日。テーマは「食品営業許可・届出について」。
今回は、熊谷保健所の講師の先生に 営業許可や衛生管理の基本を
しっかりレクチャーしていただきました!

雨模様の空とは裏腹に、内容は“晴れ間”も覗くくらい衝撃的。
まず驚いたのは、「営業」の定義。
営利目的じゃなくても、反復継続すれば“業” とみなされる。
でも、農家にはありがたい【採取業】の特例が!
✅ 自分で作った野菜をそのまま売る → 採取業だから許可も届出も不要
✅ 根切り、4分割ラップ、大根の天日干し くらいの簡単な加工 → これも採取業扱い
つまり、「マルシェで自分の畑で採れた野菜を売る」ならOK。
ただし…
✅ 自家製ジャムやピクルスを売る
✅ 焼き芋を売る
となったら、営業届出や許可が必要になる可能性大。
この境目、見逃せません!
さらに、忘れちゃいけないのが
HACCP(ハサップ)
要は、“安全に作って、記録して、改善せよ”
すべての食品関連事業者に義務化されていて、
きちんと計画して、実行して、記録に残す
これが基本。
先生からのメッセージは一つ。
「何を、どこで、どう売るか」
迷ったらまず保健所に相談!

そしてこの講義も、写真にあるように レポート提出つき。
実は、ほとんどの講義でレポートがあるので…
座学が終わってからが“もう一仕事” だったりします。
来年新規就農で何か加工品を出す日が来たら…
保健所に直行ですね(笑)