誰かの食卓へ——枝豆と向き合った一日

2025年6月4日(水)晴れ
昨日の雨もすっかりあがり、今日は見事な晴れ空。
ぬかるんだ畑に長靴をグッと差し込みながら、本日も実習のスタートです!
本日のミッションは——
枝豆「神風香」の収穫と調整作業
まずはハサミ片手に株元をチョッキン。

そのあと、サヤをひとつずつ手に取り「君は実が2つ以上?それとも小粒さん?」と
問いかけるように分類していきます(答えてはくれませんが・・)。
水で洗って、脱水して、網で水を切って、袋詰め。

ここまでくると、だんだん枝豆への愛着が湧いてくるから不思議です。
トコトコ農園では“自分が食べるための収穫”という感覚でしたが、
今日は「誰かに食べてもらう枝豆」という気持ちで手が自然と優しくなりました。
ちょっとくらい曲がってても「うちの子、味はいいんです」と言いたくなる気分。
袋詰めのとき、「いってらっしゃい」と心の中でそっと見送った枝豆たち。
一生懸命育てた野菜が誰かの食卓に届くって、なんかじんわりいいもんですね。