直して育てて、今日も畑フル稼働

2025年9月8日(月)晴れ
今日は収穫作業と同時進行で、朝から“畑の修理屋さん”に早変わり。
育苗ハウスの側窓を巻き上げるパイプが金属疲労でボキッ…。


これでは換気もできず、まるでサウナ状態になってしまいます。
奥行き10間分のパイプを総とっかえして無事修理完了。
これで温度調整もスムーズに行えます!

農業は野菜を育てるだけでなく、こうした「直す仕事」も大切なことだと実感しました。

その後はニンジンの間引き。
割り箸に赤と黒で印をつけて“当て木スケール”を駆使。

ベータリッチは5センチ、紅ひなたは8センチと、きっちり整列。
間引き菜は小さいながらも立派な食材で、同級生の中にはジェノベーゼパスタにしてしまう猛者もいるとか。
バジル顔負けの活躍です。

午後は葉物の播種やカリフラワー、カリーノケールの定植。
コマツナの小さな青いタネが汗で指先にくっついて、「あれ?四粒まくはずが五粒落ちた!?」と焦っていたら、
先生から「五粒まいても、一粒取ることはしなくていいですよ〜」と全員に周知。
おかげで少し肩の力が抜けました。

また黒い長靴は太陽光を集めて、足の中はまるでホットプレート。
ジンジン熱を感じつつも、無事に作業を終えることができました

今日も畑は汗と笑いに包まれながら、確実に次の季節へと進んでいます。