農業は“作る”だけじゃない—田下先生の言葉に学ぶ

2025年7月22日(火)晴れ 座学&当番日
今日は座学…のはずが、当番だったため朝から収穫作業。
汗だくになりながら収穫を終え、急いで着替えて教室へ駆け込みました。
午後は、有機農業専攻科目の特別講義。
小川町で有機農業を実践されている 田下先生 にお越しいただき、
「新規就農を見据えた、持続可能で収益性の高い農業経営」について、現場の視点からお話しいただきました。

印象に残った先生の言葉
「農業は作って終わりじゃない。売って初めて“経営”になる。」
「手間を惜しまず考えることで、結果的に“手間が省ける”ようになる。」
一つひとつの言葉が、長年農業に携わってきた田下先生だからこその重み。
来年から新規就農を目指す自分にとって、どれも胸に刺さるものでした。

講義で学んだこと・気づいたこと
育苗と直播き、それぞれのメリットと選び方
苗づくり一つでも、使う資材や手間によって“収益性”が変わること
防虫・防寒・遮光など、季節ごとの工夫とコスト意識
就農地選びから販売戦略、人材雇用まで、経営の全体像をどう描くか
「作る」と「売る」は車の両輪。どちらが欠けても農業は続かないこと

新規就農に向けて思ったこと
育苗や栽培管理の技術だけではなく、どんな作物を、どこで、どう売るか——
現場と経営、両方の視点を持つことが、これからの農業には必要だと強く感じました。
農業経営の現実と可能性。
これからの就農準備に、しっかり活かしていきたいと思います。