圃場の全景を空から管理する時代、すぐそこに
2025年12月2日(火)曇り
今日は座学の日。
3限目のスマート農業の講義は「ドローンの農業利用」がテーマでした。

後半に実演があると聞いていたので密かにワクワク。
実際の圃場ではなく体育館での操縦体験でしたが、小型ドローンが体育館を軽快に飛ぶ姿は十分に印象的でした。

空撮用ドローンは比較的安価で導入でき、上空から圃場の状態を把握する手段として有効で、
生育ムラや雑草の発生箇所、作業工程の進捗まで一度に確認できる点がメリットとされていました。
つまり “畑全体を俯瞰して管理する時代が本当にすぐそこまで来ている” ということ。
俯瞰して圃場の確認ができるのは、地上の巡回では見落としがちな情報を短時間で拾えるから。
広い圃場を歩いて確認していた工程が、上空から数分で把握できる——
新規就農でも、限られた時間と体力をどこに配分するか、その意思決定の質が一段階上がる気がします。
小型とはいえ安定性は抜群。
これ一台あれば、畑の見える化はかなりラクになるだろうと感じた講義でした。

