ロマネスコ初収穫と、イオンアグリ久喜の現場
2025年12月17日(水) 晴れ
本日は実習日ですが、午後から校外学習のため、師走らしい忙しさ。
2班初収穫のロマネスコ。

フラクタル構造のシマシマ、とんがり形状は相変わらず強烈で、「これ本当に野菜?」と思いました。
大きいものは1kg近くまで育ち、形からクリスマス商戦につよいらしく、
クリスマス前から収穫ができてよかったです。先生の計画通りですね。
午後は久喜市のイオンアグリ久喜農場へ見学に行きました。
トマト栽培をメインに、苗から収穫までの一連の取り組みを見学。

連棟でつながるビニールハウスは広い敷地に整然と並び、
1棟あたりの奥行きは約100mと、まずはそのスケールに圧倒されました。

ここでは、低段で収穫を区切りながら計画的に作付けを回すことで、
一年を通じた安定出荷を実現している点が特徴的でした。
作業や栽培はあらかじめ設計されたスケジュールに沿って進められ、
全体として無駄の少ない運営が徹底されていました。
また、育苗から出荷までを一体で管理する体制が整っており、
安定した品質を保つための仕組みづくりが、試行錯誤しながら
確立されている様子を伺い知ることができました。

環境面への配慮と生産性の両立を意識した設備投資も行われており、
長期的な視点で農場運営が組み立てられていると感じました。
午前は畑での実習、午後は大規模施設の見学。
同じ農業でも、考え方や組み立て方は大きく異なります。
その両方を一日で見られたことは、今後を考えるうえで良い経験になりました。

