冬将軍の訪問と、サトイモの未来準備

2025年12月5日(金) 晴れ
熊谷は今朝もキンと冷え込み、圃場へ向かう足取りが自然と慎重になります。
収穫を少し遅らせてスタートしたものの、カブの中に“ほんのり凍り気味”の一本を発見。

出荷では弾きましたが、今後は収穫開始をさらに遅らせたほうが良さそうです。
冬の圃場は時間も読んで動かないといけませんね。

午後は、本日の大仕事であるサトイモの種イモ貯蔵作業へ。

土垂2畝、蓮葉1畝、石川早生1畝をトラクターで掘り上げ、株が崩れないよう一つずつ慎重に運搬。

サトイモを貯蔵穴へ運ぶたびに、重さ以上に“来年へ託す仕事だな”と実感しました。
来年美味しいサトイモに育って欲しいです。
貯蔵穴は、去年の穴をそのまま活用。

幅1.1m × 奥行4.2m × 高さ1.1mのスペースにシートを敷き、種イモを積み重ねていきます。

ある程度の高さになったら藁と籾殻を重ね、最後に土を被せて本日の工程は完了。

この種イモたちは、来年のお彼岸頃に掘り起こされ、新入生へとバトンが渡ります。
こうして毎年、静かに引き継がれていくんだなと感じました。