冬を迎える畑で感じた、来年への課題
2025年12月1日(月)晴れ
今年も気づけば残り1か月。
圃場はそんな気配とは無関係に、今日もフル稼働で動いていました。
午前の収穫物はどれも良い仕上がりでしたが、その中でもカリフラワーと
スティックセニョールがひときわ美味しそうに感じました。
白と黄色の2色カリフラワーが並ぶと、調整台が綺麗な花が咲いたようでした。

ブロッコリーもいいけど、茎のパリッとした歯応えが最高のスティックセニョールも食べたくなります。

袋に詰めながら「これは絶対うまいな…」と内心うなずきながらの作業となりました。
そのほか、カブ・ダイコン・リーフレタス・ニンジン・ホウレンソウ・ケール…と、まさに冬支度シーズンの総力戦。
調整してもしてもコンテナが減らず、気づけば時計は15時。
夕方からはホウレンソウのトンネル被覆へ。
陽が傾く中、畝が冬用の姿に整っていく光景は、ちょっとした季節の儀式のようでもあります。
ただし今日は場所によってはエンドピンが全く刺さらないほど土が硬く、ハンマーを握る手が軽い筋トレ状態。

マイカ線も強風対策でしっかり締め上げ、最後に全体の張り具合を見直して作業完了です。

それにしても──
来年はこの一連のトンネル作業を自分ひとりでこなす未来が待っているわけで。
今日の作業をしながら、指導農家さんが「一人でできる方法でやらないとね」と話していたことを思い出しました。
現場はいつも、気づくべき課題をちゃんと目の前に置いてくれる良い先生です。

