ビーツと夜盗虫、そして国産なたね油
2025年10月30日(木)晴れ 当番
本日は座学の日、「植物における病害虫診断」について学びました。
講義は、実際の診断事例を交えながら、病害虫の発生原因を的確に見極めることの重要性を学びました。

「症状」だけを見るのではなく、発生場所・時期・栽培環境・過去の履歴といった“問診”が
欠かせないという話が印象的でした。まさに、植物のお医者さんのような視点が必要です。
今年は学校の圃場でも夜盗虫の発生が多いそうです。
自分のプロジェクトであるビーツ栽培も例外ではなく、最近は葉をかじられる被害が目立っています。

今日はお昼前に約60匹を“テデトール”で駆除しました。
こうして日々の観察を続けることが、診断力を磨く第一歩だと感じました。
さらに今日はクラスメートから米澤製油の「国産100%なたね油」をいただきました。

この会社は、国産や熊谷産の菜種にこだわって製油を行っており、昨日訪問した霜里農場で天ぷら油の廃油を
BDF燃料として再利用していた製油会社でもあります。
身近なところに循環の仕組みを支える会社があることを実感しました。

