校外学習で霜里農場の循環型農業を学ぶ
2025年10月29日(水)晴れ
本日は午後から校外学習が予定されていたため、午前中のうちに収穫と調整を集中して行いました。
このシーズン初のリーフレタス(パリグリーン、晩抽レッドファイヤー)を収穫。

200グラムを超える株をとり、みずみずしい葉が手のひらいっぱいに広がりました。

午後は小川町の霜里農場を訪れ、循環型農業とエネルギー自給の現場を見学しました。
天ぷら油燃料(BDF)をトラクターへ利用している現場や、薪ボイラーによる熱源、
おからや鶏糞を使ったバイオガスプラントなど、「資源を活かす」農の形を肌で感じました。
案内は霜里農場の金子宗郎さんが務めてくださり、丁寧に説明をしていただきました。
霜里農場は山に囲まれた穏やかなロケーションで、
空には11月3日の入間航空ショーの練習なのか、ブルーインパルスが飛んでいました。

自然と人の営みが調和する風景の上を、白い軌跡がすっと描かれていくようでした。
霜里農場から少し移動し、水田地帯での取り組みも見学しました。
この地区ではブロックごとの輪作による持続可能な営農が進められており、
平成26年11月20日には当時の天皇・皇后両陛下がこの地を視察されたとのこと。

現在、その場所には下里特産の青石で作られた記念碑が建てられており、私たちもその前で説明を受けました。
視察の後は、ときがわ町の豆腐工房わたなべへ。
豆腐づくりの現場を見学したあと、ブルーベリーソースのかかったアイスと
あたたかい豆乳をいただきました。
アイスで冷えた体を豆乳がやさしく包んでくれました。

リーフレタスの収穫から始まり、地域循環とつながりの大切さを感じる一日となりました。

