ルッコラの香りに包まれて
2025年10月10日(金)曇りのち晴れ 当番
朝いちばんに掘り上げたのはラッカセイ。
土の中から顔を出した瞬間、白い莢が並んでまるで“秋の宝探し”のようでした。

洗って、選別して、乾かして──
手間のかかる作業ほど、実りへの愛着が深まります。
あと一回で収穫も終わり。少し寂しさも感じます。
続いてはルッコラの調整。
テーブルに並べると、ふわっとゴマのような香りが広がり、
作業場が一気に“サラダバーの香り”に。

ルッコラは見た目も可愛いけど、香りで心をつかむ野菜ですね。
午後は大根の播種と春菊の定植。
「三太郎」と「紅くるり」を3粒ずつ、リズムよくまいていきます。

粒の大きさがちょうどよく、手の感覚が心地よい作業でした。
春菊は少し密に植えると、上にすっと伸びて形が整うそうです。

秋の畑は、香り、色、手ざわり——五感が喜ぶ一日でした。