収穫ローテーションは続くよどこまでも

2025年9月29日(月)晴れ
本日も落花生の収穫からスタート。
先週より出荷量が増え、調整作業だけで3人がかりで約1時間。
畑から抜いた落花生は、ツルから外して大きさや熟し具合を見極め、傷みのあるものをはじきます。

その後は水洗い→脱水機→扇風機乾燥→袋詰めと、まるで「お豆の卒業試験」。
厳しい基準をクリアした落花生だけが次のステージへ。
ひと粒ひと粒に、美味しく味わってほしい気持ちを込めています。

ちなみに収穫作物は班ごとに担当が変わります。
1週間ごとにローテーションがあるため、いろんな野菜と出会える仕組み。
よって次の実習日の水曜日も、落花生やサトイモの収穫が待っています。
繰り返すうちに少しずつ作業にも慣れ、手際が良くなってきた気がします。

午前のもう一つの仕事は葉物野菜の播種。

チヂミホウレンソウの「寒味極(かんみきわみ)」を播いたのですが、名前からしてもう強そうです。
葉肉厚く甘みが強いらしく、冬に向けて期待大。どんな味か楽しみです。

午後はプロジェクト作業。
22日に播いた種からは、すでにビーツが元気に発芽。

小さな芽の茎も鮮やかな赤色で、ひと目で「ビーツですよ!」と自己主張しているようでした。
プロジェクトについては後日まとめて報告予定です。

その後はサトイモの収穫と調整に合流。
収穫したサトイモを調整する作業は思いのほか時間がかかり、農業の仕事の大きなウエイトを占めているのだと実感しました。
掘り出して終わりではなく、きれいに整えるまでが本当の収穫。
来年ひとりでどこまでこなせるのか…不安もよぎりますが、それ以上に楽しみです。