赤ちゃんの揺りかごで育つタマネギ苗?
2025年9月19日(金)曇り
朝の畑には昨夜の雨粒が残り、ピーマンがつやつやと光っていました。

雫をまとった緑はいつも以上に生き生きして見えます。
本日はオクラ、サトイモ、ナス、そしてピーマンを収穫・調製しました。
特にピーマンは、一時暑さで元気が無かったですが、少しぷっくりしてきて安心しました。

その後はタマネギの播種。

学校では地床に畝の短辺方向10センチ間隔で溝を掘り、1センチ間隔で播種を行いました。

農家さんによっては縦方向に播くなど、やり方の違いがあるようで、方法ひとつにも工夫や考え方の幅を感じます。
育苗期間が2ヶ月と長いため、セルトレイよりも地床での育苗の方が生育が良いそうです。
地床は赤ちゃんの揺りかごみたいに、のんびり元気に育っていく感じですね
さらにダイコンやカブ、葉物野菜の播種も行い、防虫ネットでしっかりカバー。
発芽を待つ時間も楽しみのひとつです。
午後はナスやオクラ、伏見甘長、ピーマンに追肥を施し、ネギにも養分をチャージ。
最後はボカシ肥の切り返しと新規作成をして、本日の実習は終了しました。

秋の気配が漂う畑で、夏の名残と次の季節への準備が同時に進んでいく――そんな移ろいを感じた一日でした。