畑も道具も、再活用の知恵がモノをいう
2025年8月14日(木)曇りのち晴れ 当番
当番4日目。朝は曇り空で涼しげだったのに、気づけば日差しがジリジリ。
「今日は曇りのままかな〜」という淡い期待は、あっさり裏切られました。
午前中は育苗ハウスやニンジンの灌水、収穫を終えて、モロッコインゲンの播種作業。

キュウリはそろそろ元気がなくなってきたので近々撤去予定ですが、敷いてあるマルチはそのまま残し、
新たに穴を開けてモロッコインゲン用に活用。
アーチ支柱もそのまま活かして、つるを受ける準備は万端です。
同じ支柱でも、季節ごとに作物をバトンタッチする——
まさに「畑も道具も、再活用の知恵がモノをいう」瞬間です。
午後は明日のニンジン定植準備へ。
100メートル巻きの遮光シートをまず50メートルに伸ばし、それを半分にチョッキン。
さらにその半分にチョッキンして、25メートルを4枚作りました。

風がなくてよかったですが、来年これを一人でやることを想像すると…ちょっと悩ましい作業です。
続いて、太陽熱消毒に使っていた透明マルチを半分に切って畝間に敷き込み。
マルチを剥がした後の畝は「あっちっち!」と声が出る熱さ。

これなら病害虫も雑草の種も「あ、無理です」と撤退するはず。
太陽熱消毒は夏の高温を利用して土を健全に保つ、シンプルかつ強力な方法だと改めて実感しました。

汗を拭きつつ、今日も一歩ずつ畑は次の季節へ準備中。
暑さに負けず、資材も知恵もフル活用しながら進んでいきます。